2008年10月02日

稲刈り、天日干し、脱穀が終わった秋も終わりの頃、村中央にある分校の敷地で、村の子供、若者を中心とした村相撲が奉納されていた。あの寒さを思い出すときっと10月末か11月初旬の頃だったように思われる。

大量に集められた柴木に火が付けられ2〜3mもの火炎をあげながら、その明かりと暖のもと裸になり、幾番となく相撲が続けられていた光景を思い出す。子供達はそれぞれが事前にペアーを組み、1番だけの相撲。勝ち負けに関係なく褒美は柿2個。これが欲しくて出場したものだ。呼び出し、行事などもしっかりしていて本物の様。出場する若者達の四股名は村周囲を取り囲む山河の名が付けられていた。若者達の相撲は、これは大変である。序盤は3人抜きだ。これは早々に勝者が決まるが、本番の5人抜きは、壮絶。勝敗の決着がつくまで延々と続けられる。深夜に及ぶこともしばしば。将に大相撲だ。よって本当に強い足腰と体力、そしてスタミナを持った者だけが勝ち得る、真の強者すなわち村の絶対王者選定相撲となっていた。翌日はきっと足腰が立たず体が壊れる一歩手前の状態の心地良さに浸っていたことだろう。

この相撲奉納が終わると村は長い厳冬に埋もれていく。

 

 



夢追人yudakoji28 at 09:08コメント(0)トラックバック(0)栗生沢の村行事・祭  

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